【6/13更新!】2024年8月ワークショップのご案内

8月のワークショップを以下のように開催いたします.本ページは随時更新いたします.

『人工知能の数理 〜高校数学からの本格的なアプローチ〜』

講師:伊達章(宮崎大学工学部)
総括講演:長岡亮介(TECUM理事長)

講師より

生成AIとよばれる画像生成やテキスト対話型のAIが注目を集めています.このワークショップでは,「人工知能」の背景にある数理,とくに,確率分布の取り扱い方について学びます.
中高の現場の先生を対象とするため,前提知識は高校数学の内容で十分です.

まず,私達が普段見たり聞いたりしている画像や音声・文章は,ある確率分布から生成されている,と考えるところから始めます.
大量のデータがインターネット上にあるので,それを使い確率分布を「学習」します.「学習」というのは,統計学では,「パラメータ推定」とよばれています.確率分布にしたがう乱数をコンピュータで発生させれば,新しいデータ(画像など)が得られます.原理はこれだけ.
いまのAIは命令文(プロンプト)を入力すると自分が求めているものが得られるようになっています.
実は,私達の脳も生成モデルです.生成能力が高いモデルは認識能力も高いです.
こういう『学習』や『認識』の話は,学校で数学を教えている教員にとっては,直観的に理解しやすいと思います.

参考書:ゼロから作るDeep Learning 5 ー生成モデル編(著:斎藤 康毅),O’Reilly

日時・場所・参加費など

日時:2024年8月3日(土)9:30-17:00
場所:中央大学理工学部3号館3階3300号室 + Zoom

参加対象者:どなたでも!特に中高の数学の先生方(非会員も大歓迎です)

参加費(会場):一般13,000円,学生8,000円
参加費(オンライン):一般8,000円,学生6,000円

Early Bird制度により 7/31までの申し込み+入金完了で各3,000円割引

持ち物:筆記用具,PC or タブレット(Webブラウザにアクセスできるもの.Google Colabを使用します.Wi-Fiは会場にて用意します)

事前申込必須です.申し込みはこちらのフォームから(8/2申込分まで受け付けます).

また,本ワークショップの翌日には,別会場にて研究会も実施予定です.
こちらも合わせてぜひぜひご参加ください.

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