2022年度11月研究会実施報告と2月のご案内

11月13日(日)に,2022年度11月定例研究会を実施しました.オンライン参加含め,30名近くの方がご参加くださいました(会員以外で,初参加の方も数名いました).

企画「指数関数・対数関数について考える」に関する発表が主で,対数微分法を支える論理(江森先生),『解析概論』(5章に注目して)の読み方(永井先生),東大総合科目の問題を介した物理学と指数関数(平尾先生),中心極限定理に至るまでの数学的な主張の整理(猪奥先生),指数関数・対数関数教育の総括的報告(長岡先生)と,広い視野での分析から深く切り込む議論までさまざま,多岐にわたる非常に濃密な内容でした.新コーナー「若手教員・教員志望学生が答える!質問箱」では,投稿者のみなさん(萬砂先生,矢部さん,木村さん,菊池さん)にご登壇いただき,ファシリテーター(新妻先生)の舵取りのもと,各質問に答えていただきました.フロアからも多数の質問や意見が飛び交い,盛り上がりました.一般会員のみなさまには,後日アーカイブ動画を配信予定です.

次回研究会は,2023年2月11日(土)に,藤田宏賞の表彰式と合わせて開催予定です(10時〜15時ごろまで.その後表彰式).会場は,11月同様,日本大学文理学部キャンパスの本館5階05110教室の予定です.企画は「1次関数,2次関数はじめ多項式関数,そして分数関数,無理関数を考える」(つまり,高校数学の中心的な関数における,三角関数,指数関数,対数関数以外の関数)の予定です.

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